あなたがピアノを教えるべき11の理由 part2
今回は生物学者の福岡伸一先生です。
教育とは「センス・オブ・ワンダー」の水辺に導くこと
~教育の目的とは、この「センス・オブ・ワンダー」の「ありか」を子どもたちに伝えることだと思います。~
センス・オブ・ワンダー=不思議の感性
沈黙の春でも知られるレイチェル・カーソンが最後の著書「センス・オブ・ワンダー」で論じています。
サナギから蝶が生まれる劇的な神秘に触れたとき、感動し、なぜだろう、もっと知りたい!
と思うこと、これがセンス・オブ・ワンダーです。
子どもたちにピアノの技術や知識を教えることはできますが、感じることは強要できません。
私は、一人でも多くの方に音楽の楽しさを知ってほしい、という想いでレッスンしておりますが、ピアノを指導する中で、このセンス・オブ・ワンダーを感じさせながらレッスンをすることはなかなか難しいですね。。
ただ、ピアノって楽しいかも!って思ってもらえるように指導法を工夫することはできると思います。
何がその子にとって楽しい!と感じてくれるかはわかりませんが、何か好きになるきっかけを、できるだけ用意してあげたいと思っています。
そのためには、私が音楽を大好きでいる姿勢を持ち、夢中になって語ることができれば、子どもたちをセンス・オブ・ワンダーの水辺に連れて行くことができるかもしれません。
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