三宅良寛(みやけよしひろ)先生
街でよくみかけるあの公文式。
そのKUMONグループの一つである公文公教育研究所の所長を勤められています。
よく子どもたちがくもんのプリントを頑張って解いていますよね。
~この膨大な量のプリント教材は、ただ、「やりなさい」と一から順番に機械的に与えられるものではありません。公文式の先生たちが、子供一人一人に「ちょうど」のものを五〇〇〇枚あまりの中から選び抜いて与えます。「ちょうど」とは何か。それは、子どもが自ら「学ぼう」とする意欲の掻き立てられるレベルを指します。たとえば、学年より下の少し易しい教材を解かせることもあります。すると「これならできる!」と嬉しくなり、意欲がわきます。学校の授業でつまづき、自身をなくしていた子であっても、自分もやればできるんだという意欲が湧くのです。~
~子どもたちの性格や状況に応じて、今日はどの教材を渡そうか、少し戻ろうか、それとも先へ進ませようか、数枚の調整はすべきかどうかなど、一人一人の「ちょうど」を見抜き、子どもたちが本来持っている自分で学ぶ力を引き出す。それが公文式の指導者の大きな仕事です。そういう意味では、先生が算数を「教えているのではありません」教材を使いながら、子どもが自分の力で学び進む方法を示し、「自主学習」できる力を育てているのです。~
少し長くなってしまいましたね^^;
この公文式、初めて知ったのですが素晴らしい考え方だと思います。
簡単すぎる楽譜を与えてもつまらないし、難しすぎても弾けなくてつまらない。
ちょうどいいを見極めて、自分で「もっと弾いてみたい!」と思ってもらえるように私達もよく生徒を観察する力が必要ですね。
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